tamaeの日記

主に旅の日記や趣味に関することなどを綴っていきます。

ポルトガル料理とポルトガルワインとパプリカのジャム

先日、ポルトガル料理を習いに行ってきました。「ワインを楽しめる」というキーワードに強く惹かれて申し込みました。


本当はポルトガルの料理よりワインに興味があり、誰かが作ってくれた料理を食べながらワインを試飲するつもりでしたが、そういう楽なことはなく、自分で調理実習をして、それを食べながら、ワインを飲むという趣旨の料理教室でした。もちろん、料理教室とは本来そういうものだと思いますが、勝手に楽な方を想像(妄想)しておりましたので、当日、材料がズラーッと並べられた会場を見た瞬間、かなりたじろぎました。(^◇^;)

 

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ポルトガルというと、日本とはキリスト教やカステラ、火縄銃などの歴史的なつながりがありますが、食文化で言えば、魚料理を多く食べることと、発酵食品が充実しているというところ、お米をたくさん食べることなどが、親近感を持てるポイントではないでしょうか。

 

今回の教室でチャレンジした料理は、アサリと豚肉の煮込み、エビとイカのリゾット、干し鱈とひよこ豆のサラダの3品目。

 

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アサリと豚肉の煮込み。豚の肩ロース肉を使います。

 

各調理台に4名の実習生。私はリゾット担当となりました。エビとイカの下ごしらえからしますが、イカの皮を剥くのは実に十年ぶりくらいのことでした。いつもは面倒くさくて皮ごと調理してしまいます。こういった機会は、自分のものぐさな生活を見つめ直す機会にもなると実感し、参加してよかったと思いました。皮はキッチンペーパーでつまむと剥きやすいと教えてもらえたこともよかったです。

 

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干し鱈とひよこ豆のサラダ。セロリとトマトも入ってさっぱりとした味わい。

 

ポテトフライを上手に揚げるコツや、リゾットの煮込み方(水を入れて煮込む時間を2度繰り返すことがポイント)、干し鱈の上手な戻し方など、実用的なことが多く、普段の食生活にもとり入れられそうでした。

 

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エビとイカのリゾット。今回の3品目はどの料理にもパクチーがふんだんに使われました。ポルトガルではパクチーをたくさん食べるそうです。これは中国とか東南アジアっぽいですね。

 

また、発酵食品では、アサリと豚肉の煮込みに使用したパプリカを塩漬けして発酵させたものをペーストにした、日本で言えば味噌のようなもの、あるいは塩麹みたいな感じでしょうか、それが味わいに深みをもたらす食材で、興味深かったです。

 

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赤パプリカのペースト。

 

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こちらは、瓶詰めされたペースト。会場で販売されていたので、一瓶買ってきました。サラダに混ぜたり、スープに加えたりして味の変化を楽しんでいます。

 

実は、もうかなり前のことになりますが、以前通っていたお料理教室の先生が、食材を仕入れにフランスとスペインの国境にあるアンドラ公国に行き、パプリカのジャムを買って来られたことがありました。そのジャムは、主にチーズなどに添えて食べるもの(とても臭いウォッシュ系や山羊のチーズに合わせます)で、当時日本では手に入らないものでした。

 

今回、パプリカの発酵食品と出合い、先生にその話をしたところ、先生が書かれたパプリカの発酵食品の本に、パプリカのジャムも作り方から紹介されており、大変感動しました。十数年を経て、望みが叶ったというと大げさですが、食い意地がはった自分だからこそ忘れなかった味、それを味わうチャンスにたどり着けたのです。

 

話が脇道にそれましたが、料理を作り、先生と生徒さん全員で、冷えたポルトガルワインで乾杯し、おかわり自由という気楽さの中、料理もワインも、そしてみなさんとの会話を存分に楽しみ、また、異文化を体験することができ、充実した料理教室でした。

 

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一人分ずつ料理が盛り付けられ、微発砲の白ワインと一緒に楽しみました。