tamaeの日記

主に旅の日記や趣味に関することなどを綴っていきます。

香港2017春 上環の福建茶行へまっしぐら

香港旅行の前にいろいろネットで調べて興味を持ったお店「福建茶行」へ行ってきました。

MTR上環駅のA2出口を出て右手前方の道(孖沙街)へ入ってしばらく進むとお店があります。

福建茶行

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地図のペガサスマークがお店のある場所です。

 

お店の前に到着したものの、「言葉がわからないし、一人だし、心細いな」と、しばし逡巡。しかし、ここまで来て帰ったのでは意味がない。思い切ってお店に入りました。

お店に入って左手に、ケースに入ったお茶がずらーっと並んでいます。ぼんやり眺めていると、「プーアル茶ですか?」とお店の人から声をかけられました。ネットですでに顔を見たことのある店主の楊さんでした。

ネットでは、鉄観音茶を自社焙煎しているとあったので、鉄観音茶について尋ねてみると、お店の奥で試飲をさせていただけることになりました。

 

お湯を沸かしている間に、ネットで楊さんを見たこと、お店のマスコットの猫ちゃんを見たことを告げると、店の片隅で寝ていた猫ちゃんを起こしてくれました。猫ちゃんは、楊さんやお店に来ていた楊さんの知り合いらしき数人のおじさんたちに「アカン」と呼ばれていました。

 

気持ちよく寝ていたところを起こされて、ぼんやりした顔の猫ちゃん。ちょっと不機嫌?

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お茶の淹れ方を勉強のためじっくり観察。お茶の葉を急須に入れてお湯を注ぎ、一度目はすぐにお湯を捨てます。二度目に注いだお湯でお茶を出します。急須にお湯を入れてあまり時間をおかず、茶海にお茶を注ぎます。それを小さな湯呑に注いでいきます。もっと時間をかけて蒸らしたりするのかと思っていましたが、お湯を急須にめいっぱい入れてほとんどすぐに茶海にお茶を注ぎ切ります。

ちなみに、急須は、プーアル茶鉄観音茶は違うものを使用します。プーアル茶の急須は鉄観音茶のそれより一回り大きいものです。楊さんが説明してくださいました。

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手際良くお茶をいれる楊さん。いつもニコニコ、笑顔が素敵です。

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一度の目のお茶。プーアル茶。このあと、3回くらい同じ茶葉のプーアル茶をいただきましたが、回数を重ねるごとに色が濃くなっていき、味も濃くなっていきます。10回くらいは、同じ茶葉で淹れられるそうです。コスパいいですね。

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お茶の色が違うのが分かるでしょうか?左は二度目に淹れたプーアル茶。右が一度目のものです。

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こちらが二度目に淹れたプーアル茶。この茶葉は10年(くらい?)長く熟成させたもので、かなりまろやかなお味でした。

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次は、お待ちかね、鉄観音茶の試飲です。最初に茶葉を見せていただきました。左が6時間焙煎のもの、右が60時間焙煎のもの。鉄観音茶というと、左の緑っぽいお茶が、馴染みがあるでしょうか。

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お茶の色を比べてみると、一目瞭然。上が焙煎6時間のもの、下が60時間のもの。これだけ色が違いますが、お味もかなり違いました。焙煎が浅いものは、香りが華やいでいて、まるで何か香料を加えたのではというほど、芳しく、お味はすっきり爽やか。一方、60時間ものは、口に含むとパンチのある香ばしさ。かなり渋く感じました。

楊さんに、どちらが好みか聞かれたので、6時間焙煎のものと答えると、若い人は6時間を、年をとってくると60時間を好むようになるので、あなたはまだ若いね、と言われました。(笑)

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お茶を試飲している間、猫ちゃんは、自由に気の赴くまま、あちこち歩き回っていました。楊さんがドライタイプの猫の餌を出して、ご機嫌をとってくれました。

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まだ1歳だそうですが、かなりのジャンボ猫でした。かわいかったです。

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お店のシンボルマーク。赤いペガサス

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お店の中には、お茶が入った箱が積み上げられていました。10斤でどのくらいの重さなんでしょうか。

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6時間焙煎の鉄観音茶とプーアル茶をそれぞれ300グラム購入しました。400香港ドルでした。

香港の他のお店でお茶を購入したことはありませんが、かなり良心的な価格かと思います。スーパーマーケットでちょっとしたお茶の値段を見ても、ここより高いものが多いようです。

味わいのあるオールド香港を切り取ったような、雰囲気たっぷりのお茶やさんです。タイムスリップした気分を味わえます。ゆったりとした時間を過ごすことができました。

 

このあと、ちょっと先にある香港伝統菓子の店「陳意齋」でエビの卵入り湯葉ロールを買い求め頬張りながらホテルへ戻りました。