tamaeの日記

主に旅の日記や趣味に関することなどを綴っていきます。

香港2017春 香港芸術節 45th Hong Kong Arts Festival

今回の香港旅行期間中、第45回目となる香港芸術節の開催期間中(2017年2月16日~3月18日)ということで、美術展やクラシックコンサートなどが企画されていました。せっかくの機会なので、コンサートを聴きに行ってきました。

 

日本のコンサートとは違うなと思うところは、ここのコンサートホールの造りと関係すると思いますが、開場が公演15分前だったこと。コンサート前にビュッフェでお茶をしながらパンフレットを楽しむことができませんでした。けっこうこの時間が大切なんです。私には。

 

それから、コンサートの冒頭で指揮者の葉詠詩さんが曲の説明をしてくださったこと。広東語と英語の両方でわりと詳しく紹介してくださいました。これは驚きました。これまで聴いてきた中で、コンサートの前に曲を解説した指揮者は、ウィーンで聴いた今は亡きアーノンクールくらいです。ファンにとっては嬉しいですね。

 

f:id:tamaeko:20170319211459j:plain

f:id:tamaeko:20170319211521j:plain

f:id:tamaeko:20170319211534j:plain

f:id:tamaeko:20170319211622j:plain

 

日時:2017年3月12日(日)午後8時開演

会場:香港大會堂音楽廳 HK City Hall Concert Hall

演奏:香港小交響楽団 Hong Kong Sinfonietta 

音楽監督・指揮:葉詠詩 Yip Wing-sie

コンサートのタイトル:月魄 Ethereal is the Moon

 

演目:

張慶恩 「月魄」二胡協奏曲

ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調

ショスタコーヴィチ 交響曲第9番変ホ長調作品70

 

二胡(胡弓)のための協奏曲に興味がありました。二胡の音色から想像すると、たおやかな優しさに包まれるような柔らかい曲を勝手に想像していました。曲は5つのパートから成っていて、全体で26分です。曲のタイトルには、中国北宋時代の蘇東坡(蘇軾)の詩「獨騎痩馬踏残月」から名付けられたものもあるとパンフレットに記載されています。

曲はどうだったのかというと、ひっそりとどこかで何かミステリー系の事件や殺人事件が起こるような月夜を表現しているような、ちょっと背筋が寒くなるような曲でした。

二胡の特徴といえる伸びやかでのどかな雰囲気はまったくなく、時に張りつめた空気を切り裂くように、時に激しい嵐の中で叫ぶように力強い音を奏でていました。

 

ラヴェルのピアノ協奏曲はとても楽しかったです。クラシックの領域を少しはみ出しているような曲なので気楽に聴けるのかもしれません。

 

コンサートが終わって外に出ると、香港到着以来ずっと曇りだった空に満月が輝いていました。月をテーマにしたコンサートの後に見上げる満月はとても印象的でした。

f:id:tamaeko:20170319211716j:plain

 

ホテルに到着後、ミュンヘンの美味しいビールを飲んで就寝しました。安いのに美味しい。嬉しいですね。のどごしではなく味わうタイプのビールです。

f:id:tamaeko:20170319211838j:plain

 

蛇足ですが、コンサート会場となったHong Kong City HallまでのMTR中環駅からの道順について、ガイドブックでは、J3出口から徒歩3分と書かれていましたが、とても3分では着きません。昼間にチケットを買いに出かけたついでにルートを確認してわかりました。

中環駅K出口から出たら、真後ろにある地下道を通ると3分くらいで到着できます。

旅行をしていていつも思いますが、ガイドブックは参考程度にしか頼りになりません。自分で確かめることが一番確実ですね。