tamaeの日記

昨日よりちょっといい日。旅や趣味に関することなどを綴っていきます。

小説『李世民』

小説『李世民』を読み終えました。


李世民 (上) 玄武篇 (日経文芸文庫)

李世民 (上) 玄武篇 (日経文芸文庫)


李世民 (下) 貞観篇 (日経文芸文庫)

李世民 (下) 貞観篇 (日経文芸文庫)


昨年末に読んだ『小説十八史略』で、唐の太宗に興味を持ったところ、ちょうど、文庫本が平積みにされていたので、読んでみました。

兄弟の中で、出来不出来があり、仲の良し悪し、足の引っ張り合い、いろいろあって、皇太子に選ばれるまで大変でした。選ばれたというか、自分の力で勝ち取ったということですが。

作家の塚本先生は、煬帝との比較からこの本をお書きになったそうです。歴史の評価は、後の世代の人の都合で描かれることがほとんどでしょうから、唐の太宗が本当に人間的に素晴らしかったのかどうかは、もはや知る由もありません。解釈はひとそれぞれですから、小説で想像力を膨らませるのも、良いと思います。

『小説十八史略』は、歴史の登場人物を三人称で語ってくれたので、全体像がつかみやすかったです。
こちらの『李世民』は、一人称とまではいかないですが、視点が近くて、自分が主人公になったような感じで読めます。

この時代は、教育がかなり進んでいたようなので、そういったことも知りたくなりました。あとは、西安の歴史博物館で見たような、服飾の文化などももっと詳しく知りたいと思います。

次に何の本を読もうか検討中で、今日、立ち読みしてきた、岩波文庫の中国の詩集が面白そうかなーと考えています。
明日もまた本屋さんでじっくり検討します。