tamaeの日記

昨日よりちょっといい日。旅や趣味に関することなどを綴っていきます。

食文化と思想について

1か月以上前のことですが、尊敬している先生のお話を伺う機会がありました。その中で、読んだほうがよい本として「肉食の思想」の名前が挙げられました。


肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 (中公新書 (92))

肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 (中公新書 (92))


ヨーロッパの思想の根底にあるもののひとつとして食文化の背景を掘り下げて紹介している本です。

子供のころから西洋の文学作品も読むことがあり、その中では必ずといっていいほど宗教的思想が反映された文章があり、それを読むにつけ、宗教的背景がわからないことには、文学作品を本当に理解することはできないなと感じておりました。

なので、この本を読めたことは、とても大きな収穫となりました。


40年以上も前に書かれた本なのに、今の日本の政治を揶揄するような内容(要するに、昔から日本の政治の在り方が全然変化していないということでしょうけれど)まで書かれ、大変刺激的でした。


「自由と平等」やそれに立脚する民主主義などをフィクションであるとする部分は、ある意味納得。痛快でした。