tamaeの日記

昨日よりちょっといい日。旅や趣味に関することなどを綴っていきます。

香港2017秋 空港から香港島までバス移動

4回目の香港。

日程は11月16日から19日までの4日間。
今回の目的は、ロシアのピアニスト、ニコライ・ルガンスキーの演奏を聴くこと。8月にチケットを手配して、この日がくるのを楽しみにしていました。

 

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8時55分羽田発の全日空859便に乗り込みます。

 

前に書いたかもしれませんが、テレビの放送でルガンスキーを聴いて、ずっと気になっていました。あるとき、ふと調べてみると、私の大好きなピアニストのひとり、タチアナ・ニコラーエワの直接のお弟子さんということがわかり、かなり興奮しました。今回、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を香港で演奏することを知り、どうしても聴きたくて、はるばるやってきました。

 

今回の香港は、初めての香港島宿泊。
香港空港からは、シティーフライヤーA11のバスでホテルに向かいます。

Citybus & NWFB - Members of NWS Holdings - Cityflyer Route

こちらのサイトにバス路線詳細が紹介されています。行き(香港の街へ向かうバス)と帰り(空港へ向かうバス)で道が違うこともありますので、バスを利用される場合には要確認です。

 

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バスに乗り込むと香港の美しい風景が続きます。この日は、とてもラッキーでバス2階の最前列の席にすわることができたので、景色を堪能できました。

 

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高速道路を走り九龍半島香港島を結ぶ海底トンネルを抜けると、バスは一般道へ合流し、一気に、香港の賑やかな雰囲気に包まれます。2階建てのトラムが街を縫って走る姿は香港島ならではですね。

 

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停留所18番の電氣道街市でバスを降りて、スマホで地図を見ながら、ホテルに到着。
今回はiclub Fortress Hill というホテルに宿泊。リーガルホテルのチェーンなので、ベッドまわり、洗面所まわりなど、細かいところまで気が遣われていて、悪くない印象でした。

 

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35階に宿泊!こんな高いところに泊まるの初めてです。景色は全く期待していなかったのですが、なかなかの眺望でした。

 

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お部屋は狭いですが、泊まるだけなら十分な広さです。ベッドが窓際にあり、スリリングでした。

ホテル周辺には飲食店がたくさんあるし、コンビニやスーパーマーケットもあるので便利でした。夕方、暮れていく街並みの風景と雰囲気を楽しみながらふたつ隣の駅まで散歩しました。

 

アンドレイ・ググニン サロンコンサート

中秋の名月が輝く10月4日(水)の夜、渋谷のとあるアトリエでサロンコンサートが開催されました。

 

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1週間程前、友達から誘いを受け、急遽、ロシアのピアニスト、アンドレイ・ググニンのサロンコンサートへ行くことになりました。

渋谷の駅から徒歩10分程度の明治通り沿いにあるアトリエに到着すると、すでにホール内の席は半分以上埋まっていました。到着してしばらくは、ワインをいただきながら歓談。そして、主催者の挨拶の後、演奏会はスタートしました。

 

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今回の演奏会、プログラムがとても良かったと思います。よく考えられていたように感じました。

 

プログラムは次の通り。
◆デシャトニコフ「劇場からのこだま」
ストラヴィンスキーペトルーシュカからの3楽章」
シューベルトピアノソナタ第17番ニ長調

 

最初の曲は聴いたことなかったですが、次のペトルーシュカをより生かすための選曲だと、聴きながら感じました。まるで「音で遊ぶ」というのが、キーワードのような自由な楽しい曲。静と動のコントラストも楽しかったです。

ペトルーシュカは、明るい曲の陰に亡霊のように見え隠れするペトルーシュカの苦しみがよく表現されていたと思います。

休憩を挟んでのシューベルト、先ほどまでの開放的な雰囲気を少し残しつつ、美しい旋律が伸びやかに演奏されていました。

 

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今回、使われていたピアノは「shigeru kawai」。カワイの最高級品でしょうか?なんでもミハイル・プレトニョフは、マイ「shigeru kawai」を所有しているとか。一流のピアニストに選ばれる楽器で奏でられた今回のコンサートは、音がマイルドに響いていました。私が今までググニンの演奏を聴いて感じていたのは、打鍵が強くメリハリのきいた音だったので、ピアノの違いで印象が変わるものだなあと思いました。

 

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ところで、サロンコンサートって日本ではまずお目にかかれない演奏会形式ですが、小さなアトリエにグランドピアノ、席数60ほどのアットホームな雰囲気の中で、演奏家の息遣いや表情を身近に感じながら演奏を聴けて、かなり楽しかったです。

 

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演奏前と休憩中には、ソムリエが提供してくれるシャンパン、ワインのほか、スナックのサービスがあり、味覚も堪能でき、かなり満足度が高かったです。

日本で、もっとこういった演奏会が開かれて、気軽にクラシック音楽が聴けるようになるとうれしいです。

今回は、コンサート終了後、ググニンと音大生のデュオ演奏会が発表会と称して開催されました。コンサート主催者の方の説明では、主催者の方々は若手演奏家の活動支援のほか、こうした教育支援もしているということでした。私は演奏会へ足を運ぶことで貢献したいと思います。

 

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ポルトガル料理とポルトガルワインとパプリカのジャム

先日、ポルトガル料理を習いに行ってきました。「ワインを楽しめる」というキーワードに強く惹かれて申し込みました。


本当はポルトガルの料理よりワインに興味があり、誰かが作ってくれた料理を食べながらワインを試飲するつもりでしたが、そういう楽なことはなく、自分で調理実習をして、それを食べながら、ワインを飲むという趣旨の料理教室でした。もちろん、料理教室とは本来そういうものだと思いますが、勝手に楽な方を想像(妄想)しておりましたので、当日、材料がズラーッと並べられた会場を見た瞬間、かなりたじろぎました。(^◇^;)

 

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ポルトガルというと、日本とはキリスト教やカステラ、火縄銃などの歴史的なつながりがありますが、食文化で言えば、魚料理を多く食べることと、発酵食品が充実しているというところ、お米をたくさん食べることなどが、親近感を持てるポイントではないでしょうか。

 

今回の教室でチャレンジした料理は、アサリと豚肉の煮込み、エビとイカのリゾット、干し鱈とひよこ豆のサラダの3品目。

 

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アサリと豚肉の煮込み。豚の肩ロース肉を使います。

 

各調理台に4名の実習生。私はリゾット担当となりました。エビとイカの下ごしらえからしますが、イカの皮を剥くのは実に十年ぶりくらいのことでした。いつもは面倒くさくて皮ごと調理してしまいます。こういった機会は、自分のものぐさな生活を見つめ直す機会にもなると実感し、参加してよかったと思いました。皮はキッチンペーパーでつまむと剥きやすいと教えてもらえたこともよかったです。

 

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干し鱈とひよこ豆のサラダ。セロリとトマトも入ってさっぱりとした味わい。

 

ポテトフライを上手に揚げるコツや、リゾットの煮込み方(水を入れて煮込む時間を2度繰り返すことがポイント)、干し鱈の上手な戻し方など、実用的なことが多く、普段の食生活にもとり入れられそうでした。

 

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エビとイカのリゾット。今回の3品目はどの料理にもパクチーがふんだんに使われました。ポルトガルではパクチーをたくさん食べるそうです。これは中国とか東南アジアっぽいですね。

 

また、発酵食品では、アサリと豚肉の煮込みに使用したパプリカを塩漬けして発酵させたものをペーストにした、日本で言えば味噌のようなもの、あるいは塩麹みたいな感じでしょうか、それが味わいに深みをもたらす食材で、興味深かったです。

 

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赤パプリカのペースト。

 

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こちらは、瓶詰めされたペースト。会場で販売されていたので、一瓶買ってきました。サラダに混ぜたり、スープに加えたりして味の変化を楽しんでいます。

 

実は、もうかなり前のことになりますが、以前通っていたお料理教室の先生が、食材を仕入れにフランスとスペインの国境にあるアンドラ公国に行き、パプリカのジャムを買って来られたことがありました。そのジャムは、主にチーズなどに添えて食べるもの(とても臭いウォッシュ系や山羊のチーズに合わせます)で、当時日本では手に入らないものでした。

 

今回、パプリカの発酵食品と出合い、先生にその話をしたところ、先生が書かれたパプリカの発酵食品の本に、パプリカのジャムも作り方から紹介されており、大変感動しました。十数年を経て、望みが叶ったというと大げさですが、食い意地がはった自分だからこそ忘れなかった味、それを味わうチャンスにたどり着けたのです。

 

話が脇道にそれましたが、料理を作り、先生と生徒さん全員で、冷えたポルトガルワインで乾杯し、おかわり自由という気楽さの中、料理もワインも、そしてみなさんとの会話を存分に楽しみ、また、異文化を体験することができ、充実した料理教室でした。

 

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一人分ずつ料理が盛り付けられ、微発砲の白ワインと一緒に楽しみました。

 

 

愛蔵版『やさしい人』と本当のやさしさ

ここ最近のお気に入りの本『やさしい人』(加藤諦三著・PHP研究所)の愛蔵版。

「やさしさ」とはどのような状態の時に発現するのか、よくわかる良書でした。それには自分の心、精神状態が今ある自分に満足していることがとても重要だということもわかりました。確かに、自分自身でも他人に「やさしさ」を示すことができない時というのは、たいてい不満がたまっていたり、疲れていたり、心に余裕がない場合のことが多いと思います。

 

やさしい人(愛蔵版)

やさしい人(愛蔵版)

 

 

そもそも、なぜ、この本を手に取ったのかというと、少し時間はさかのぼりますが、長年付き合ってきた人が私と距離を取り始め、心の変化はどうして起こったのか、とうことを理解したかったためです。

その時、最初に手にした本は、コンビニで偶然見かけた『「やさしさ」と「冷たさ」の心理』という加藤諦三さんの著作でした。その後、『言いたいことが言えない人』を読み、そしてこの本に辿り着きました。

彼とは知り合ってから十数年。お互いに真剣に付き合った(私の中ではそう思っているけど) ここ5年ほどは、一生懸命彼を理解しよう、サポートしようと努力してきたつもりでした。

『やさしい人』を読んで、彼が私から離れていった理由のひとつがわかりました。もちろん自分に非がなかったわけではありません。思いやりが足りなかったと思います。

私にとってはとても大切な時間でした。何より一緒にいて楽しかったし、お互いがお互いのよき理解者だと勝手に思い込んでいましたから。

本当に、人ってよくわかりません。自分のことも理解できないことがあるし、感情をコントロールできないこともありますし。

でも、自分は自分でしかあり得ないので、せめてどんなに落ち込んでも、自分の味方でなければならないし、見捨てるわけにはいきませんので、前向きにがんばります。大丈夫。今までいろんな困難を乗り越えてきたのだから、これも乗り越えられると思います。

樫本大進&アレッシオ・バックスデュオリサイタル

今日は、所沢まで遠征してコンサート鑑賞してきました。

この間、上海まで遠征したんだから、所沢なんて近い近い。と言いつつ、暑くて移動が大変でした。今年は梅雨はどこへ行っちゃったんでしょうね。

 

さて、ヴァイオリニストの樫本大進とピアニストのアレッシオ・バックスデュオリサイタルは、所沢の市民文化センター、ミューズアークホールで開催されました。日本ツアーの最終日のようでした。

 

演目は以下の通り。

 

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番 ト長調 K.301

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」op.78

シマノフスキ:神話~3つの詩 op.30

グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 op.45

 

まず、うれしかったのは、ホールの音響。二人の奏でる音が溶け合い響く。それから息の合った演奏。単に樫本大進リサイタルとせず、デュオリサイタルとした意味がよくわかります。

年代の違う演目でしたが、どの曲も楽器がよくうたっていて、聴いているこちらもかなり心地よかったです。

特にシマノフスキがよかったかな。もちろんすべてよかったですが、その中でも私が好きなのはシマノフスキでした。

普段はブラームスが大好きなんですけどね。笑

 

こんな素晴らしいコンサートを聴くことができて、本当に、今日はよい一日でした。お二人とも、ありがとうございました!次はアレッシオ・バックスさんのソロリサイタルを聴いてみたいです。まだ若いと思いますが、円熟味のある柔らかな響きがとてもよかったです。

また、とても美味しいランチを用意してくれたうえに、コンサート鑑賞につきあってくれたお友達にも感謝します!

 

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上海2017初夏 コンサートを聴きに上海へ遠征してきました

5月27日(土)から29日(月)の3日間の日程で上海へ行ってきました。

ことの成り行きはゴールデンウィークにさかのぼります。今年のゴールデンウィークは数年ぶりにラ・フォル・ジュルネというクラシック音楽の祭典に行き、学生時代の友達と再会したことから、上海行きが決定しました。友達が応援しているピアニストが5月28日に上海で公演することになっているけれど、彼女は中国へ行ったことが無く、チケットもどうやって手に入れたらいいかと悩んでいたのです。

それならお任せあれ!

上海に友達がいるので、すぐに友達にチケットを取ってもらうよう依頼し、自分たちは航空券とホテルを予約。

ということで、あっという間に、上海行きが決定しました。

 

コンサートは、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とピアニストのドミートリー・マスレーエフの共演です。

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成田から上海へ。2年ぶりの上海。前回は杭州で楽しい経験ができました。

tamaeko.hatenablog.com

 

さて、演奏会はどうだったのかというと、楽しかったです。

中国のコンサートホールは初めてです。上海の中心地、人民広場にある上海大劇院というコンサートホールです。とても立派な作りで音響も良かったです。

この日のプログラムは、次の内容でした。

シベリウスの「クリスティアン2世」から夜想曲
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番
ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲
ドビュッシー交響詩「海」

オーケストラは、この日の金管はちょっと残念でしたが、色彩豊かに奏でられる音はさすがフランスのオケと感じました。

指揮者のミッコ・フランクとピアニストのマスレーエフの曲の捉え方に多少ずれがあったのか、協奏曲ではオケとピアノのテンポに若干の違和感もありましたが、どちらもとても良い出来だったと思います。

フランスのオケは音色が豊かなので、たっぷりした印象で奏でたい様子。一方、ピアニストのマスレーエフはナチュラルに表現したかったのでしょうか。ラフマニノフ自身の録音が残されていますが、かなりのハイスピードでの演奏ですし、ウラジーミル・ホロヴィッツの演奏もびっくりするくらいの高速演奏です。なので、ロシアの演奏家はこういった演奏を志向するのかもしれません。

コンチェルト以外では、第一曲目も大変素敵でしたが、ドビュッシーの曲は、このオーケストラの本領を発揮する出来だったと思います。

指揮者のミッコ・フランクはなぜだか、指揮台の上に椅子を置いて、座って指揮をしていました。最初、体の具合が悪いのかと思っていましたが、どうやらそうではなく、曲が盛り上がって来た時に急に立ち上がって、まるで踊るように体を動かして足でステップを踏んで指揮をし始めたので、これにはかなり驚きました。それくらい、オーケストラとの一体感が取れたすばらしい出来だったのでしょう。

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話は前後しますが、協奏曲が終了して休憩に入りました。そうしたら、何と、ピアニストのマスレーエフ自身が客席へ直接やってきて快くファンの応対をしていました。後半のオーケストラの演奏も最後まで会場で聴いていました。

とってもまじめな人という印象が残りました。今後の活躍を期待しています!

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香港2017春 上環の福建茶行へまっしぐら

香港旅行の前にいろいろネットで調べて興味を持ったお店「福建茶行」へ行ってきました。

MTR上環駅のA2出口を出て右手前方の道(孖沙街)へ入ってしばらく進むとお店があります。

福建茶行

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地図のペガサスマークがお店のある場所です。

 

お店の前に到着したものの、「言葉がわからないし、一人だし、心細いな」と、しばし逡巡。しかし、ここまで来て帰ったのでは意味がない。思い切ってお店に入りました。

お店に入って左手に、ケースに入ったお茶がずらーっと並んでいます。ぼんやり眺めていると、「プーアル茶ですか?」とお店の人から声をかけられました。ネットですでに顔を見たことのある店主の楊さんでした。

ネットでは、鉄観音茶を自社焙煎しているとあったので、鉄観音茶について尋ねてみると、お店の奥で試飲をさせていただけることになりました。

 

お湯を沸かしている間に、ネットで楊さんを見たこと、お店のマスコットの猫ちゃんを見たことを告げると、店の片隅で寝ていた猫ちゃんを起こしてくれました。猫ちゃんは、楊さんやお店に来ていた楊さんの知り合いらしき数人のおじさんたちに「アカン」と呼ばれていました。

 

気持ちよく寝ていたところを起こされて、ぼんやりした顔の猫ちゃん。ちょっと不機嫌?

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お茶の淹れ方を勉強のためじっくり観察。お茶の葉を急須に入れてお湯を注ぎ、一度目はすぐにお湯を捨てます。二度目に注いだお湯でお茶を出します。急須にお湯を入れてあまり時間をおかず、茶海にお茶を注ぎます。それを小さな湯呑に注いでいきます。もっと時間をかけて蒸らしたりするのかと思っていましたが、お湯を急須にめいっぱい入れてほとんどすぐに茶海にお茶を注ぎ切ります。

ちなみに、急須は、プーアル茶鉄観音茶は違うものを使用します。プーアル茶の急須は鉄観音茶のそれより一回り大きいものです。楊さんが説明してくださいました。

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手際良くお茶をいれる楊さん。いつもニコニコ、笑顔が素敵です。

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一度の目のお茶。プーアル茶。このあと、3回くらい同じ茶葉のプーアル茶をいただきましたが、回数を重ねるごとに色が濃くなっていき、味も濃くなっていきます。10回くらいは、同じ茶葉で淹れられるそうです。コスパいいですね。

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お茶の色が違うのが分かるでしょうか?左は二度目に淹れたプーアル茶。右が一度目のものです。

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こちらが二度目に淹れたプーアル茶。この茶葉は10年(くらい?)長く熟成させたもので、かなりまろやかなお味でした。

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次は、お待ちかね、鉄観音茶の試飲です。最初に茶葉を見せていただきました。左が6時間焙煎のもの、右が60時間焙煎のもの。鉄観音茶というと、左の緑っぽいお茶が、馴染みがあるでしょうか。

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お茶の色を比べてみると、一目瞭然。上が焙煎6時間のもの、下が60時間のもの。これだけ色が違いますが、お味もかなり違いました。焙煎が浅いものは、香りが華やいでいて、まるで何か香料を加えたのではというほど、芳しく、お味はすっきり爽やか。一方、60時間ものは、口に含むとパンチのある香ばしさ。かなり渋く感じました。

楊さんに、どちらが好みか聞かれたので、6時間焙煎のものと答えると、若い人は6時間を、年をとってくると60時間を好むようになるので、あなたはまだ若いね、と言われました。(笑)

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お茶を試飲している間、猫ちゃんは、自由に気の赴くまま、あちこち歩き回っていました。楊さんがドライタイプの猫の餌を出して、ご機嫌をとってくれました。

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まだ1歳だそうですが、かなりのジャンボ猫でした。かわいかったです。

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お店のシンボルマーク。赤いペガサス

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お店の中には、お茶が入った箱が積み上げられていました。10斤でどのくらいの重さなんでしょうか。

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6時間焙煎の鉄観音茶とプーアル茶をそれぞれ300グラム購入しました。400香港ドルでした。

香港の他のお店でお茶を購入したことはありませんが、かなり良心的な価格かと思います。スーパーマーケットでちょっとしたお茶の値段を見ても、ここより高いものが多いようです。

味わいのあるオールド香港を切り取ったような、雰囲気たっぷりのお茶やさんです。タイムスリップした気分を味わえます。ゆったりとした時間を過ごすことができました。

 

このあと、ちょっと先にある香港伝統菓子の店「陳意齋」でエビの卵入り湯葉ロールを買い求め頬張りながらホテルへ戻りました。